すずわん日記

40代でサラリーマンの限界を感じました。これを良い経験として、この後の人生を楽しく豊かに過ごせるように考えたことを書いていきます。

あたいのコードネームはゆず(♀)

ワンコを新しい家族に迎えてから今日でちょうど2か月になりました。ワンコのゆず(♀)が自己紹介と我が家に来た時の体験談を話すそうなので、よかったら皆さん、聴いてあげて下さい。

生い立ち

あたいのコードネームはゆず。

一応オンナよ。犬種はジャックラッセルテリア。キツネを確実に狩るために、イギリスで交配のもとに作られた一族の末裔さ。

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犬の中では小型犬の部類ね。でも、そのボディの小ささと比較したスピードとパワーは、軽自動車にF1のエンジンを搭載したようなもの、と例えられているわ。

さらに犬種特有の賢さと執拗さは、スナイパーにもってこいの素質なのよね。

あたいは多くの仲間たちと共に、SAITAMAの養成所で産まれ育った。

人間どもはその養成所を「ブリーダー」と呼んでいる。まぁタイガーマスクで例えるならば「虎の穴」のようなもの。吉本で言えば「NSC」ね。

まさに犬版の「ニキータ」ってところかしら。

うふっ。

そして今日は、あたいにとって初めてのミッション。

はるか南のYOKOHAMAへ潜入し、すずわん家を混乱させる事。妨害するものは何人たりとも許さない。

鍛え上げたバネのような肉体と大きなキバ。確実にキツネの喉元を狙える技術。そしてどんな男でも魅了する美しい毛並みとすらりとした肢体。これらの武器でどんなミッションでもクリアしてみせるわ。

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おや。やっと来たわね、ど田舎のYOKOHAMAからターゲットのすずわん一味がノコノコと。

早速尾行を開始するわ。

 

潜入

まんまとクルマの後部座席に積んであったキャリーバッグの中に忍び込んだわ。忍び込んだというよりは、さっき無理矢理押し込められたのだけどもね。でも後部座席からしっかり監視してるわよ。マヌケな面をした人間の男女が運転席と助手席に座っている。どうやら男の方がすずわん、女の方がヨメと言うらしいわね。

しかしYOKOHAMAというところは遠いわ。プラスチック製のキャリーバッグがカタカタと揺れる。あのヨメのようにちゃんと助手席に座ってシートベルトをしてコーヒーでも飲みたいわ。

それに狭いし。もう・・・せっかくセットした毛並みも台無し。早く着かないかしらね。

 

・・・マズイわ。

「ブリーダー」から出撃する時、ボスに「今日のミッションは長距離移動だ」って水を大量に無理矢理飲まされたのだけれども、その水が・・。

おえっ。けぷっ。

あたい・・・少し酔ったみたい。

仕方がない、しばらくは寝ることにするわ。

おやすみ。

 

対決

はっ!いつの間にかクルマが停止している。

もしかしたらここがすずわん家。生意気に一軒家だわ。

あっ、マズイわ!

キャリーバッグに潜入しているのを見つかったわ!でも大丈夫。プロフェッショナルは慌てない。だって、あたいをキャリーバッグに詰め込んだのはこいつらだし。

思う存分、仕返しをしないとね。

 

すずわん「いやー、かわいいなー」

ヨメ「もうお座りできるかな?ゆずっ、お座り!」

 

ふっ、何やら舐められてるわ。お座りって何よ、こいつら。でも、あたいの正体を知らないんだから仕方がないか。ここは一発あたいの戦闘能力を誇示して、こいつらを大人しくさせちゃうわ!

いくわよ!

 

「ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!わ・・・」

 

 

ヨメ「うるさい!おすわりっつってんだろー!オイ!コラ!」

 

 

ゆず「わん。わふ・・。」

すずわん「はい」

 

ふっ、あたい負けたよ。

こんなの人生で初めてさ。

なぜかダンナもお座りしてるわ。

 

あたいのコードネームはゆず(♀)

世界最高のスナイパー。

今日からこの家にお世話になります。

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